にわとり修行日記
あれから毎日先生のところで修行に励んでいるんだコケ。
同じ本を繰り返し読んでると眠くなってしまうんだコケ。
それでも読み続けてると、少しわかってきたんだコケ。
自分は何者か。何のために生きるのか。
今まで、自分には何の価値もないと思ってたんだコケ。
でも、この本に書いてあった言葉でハッとしたんだコケ。
「空の鳥をよく見なさい。種も蒔かず、刈り入れもせず、倉に納めもしない。だが、あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。あなたがたは、鳥よりも価値あるものではないか。」
そうだ。思い悩む必要はないんだコケ。
自分は自分でいいんだコケ。
いいんだ…コケ……。